外国為替取引の考察
∴ 外国為替取引業者の本音
お題目は、「邦人相手じゃ儲からない!!」なぜならば・・・1)クロス円のみの売買⇒収益が円相場の動向によりけり。2)しかもロングポジションが多い⇒ディーリングしにくい。3)スワップ狙いが多い⇒売買高が稼げない。2)は手数料無料の内訳シリーズでお話しましたが、邦人顧客が大半なら、STPにしたほうがいろんな意味でお得かもしれません。「何で買い注文しか来ないんだ〜っ!」これディーラーの本音だと思います。「なんだ今日は売り注文だけか〜っ?!」こんな偏ったオーダーならSTPにしたほうが良いに決まってます。日本の業者は常に円ショートに偏っている・・・カバー先からも嘆き声が聞こえてきます。皆さんも御存知の通り、先日大和証券さんがFX業界に参入しました。これは「くりっく365が飛躍する機会が遠のいた・・・」とも言い換えられると思います。くりっく365が組成された、社会的な背景はわかります。しかし、個人的には、「FX取引はOTCでこそ利益が追求できる金融商品であり、大和証券さんの選択は正しかった。」と解釈しています。もしも、あの預かり高を持つ巨大証券会社がくりっく365に参入していたら、良い意味で僕の期待を裏切ってくれたことでしょう。残るは野村證券・・・僕がくりっく365の役員なら、何が何でも会員にしたいところです。今後良い形でくりっく365とOTC業者が共存できる環境が整ってくれれば良いですね。しかし取り扱い通貨ペアを増やすとか、策を講じないと先日お話した取引業者の本音!その1の通りになって、衰退してしまうのではないかと心配します。それにしても取引量が2番目に多いのが、キウイ/円とは・・・これはくりっく365の将来を暗示しているとしかおもえません。気になるのは、くりっく365の業者さんのほとんどが、商品先物取引がバックボーンの証券会社です。なにか縄張り争いみたいなものがあるのでしょうか?先日、ジャパンネット銀行がFX業界に参入してきました。もちろん銀行では初ですし、消費者金融も参入してくる可能性もあるようです。(直接、間接的問わず)FX業界はいまだ未成熟な業界で、現在活躍されている業者さんも小資本の業者さんが多いのが現状です。矢野経済研究所の調べでは、FX市場の規模は3000億円との事ですので、金融リテール市場としては、まだまだ小さい市場といえます。散々たたかれている商品先物市場や日経225でも5000億の市場規模といわれています。(古い記憶ですので確かではありません。)しかしFXの将来性を考えれば、1年後に1兆円規模のマーケットに成長することも不思議ではありません。(僕の考えですが・・)強大な資本を武器に、金融機関が今後も参入してくる可能性は大きいと思います。現在活躍されているFX業者さんの中には、培ってきたノウハウを売りに出すところも増えるのではないでしょうか。がんばってもらいたいものです。(本気で応援します。)僕の考えで今後参入してもらいたいと思う企業は、ディー・エヌ・エーとGMOです。どちらも情報通信産業ですが、ディー・エヌ・エーはビッダーズというオークションサイトを運営している会社です。GMOは破竹の勢いで成長しているコングロマリット型企業です。(すべての人にインターネット!)どちらの会社もオンラインサービスには定評があり、特にGMOに関しては証券会社設立という話を聞いたことがあります。いかがでしょうか?代表取締役社長:熊谷正寿殿!ノウハウ教えます!(冗談ですが、少し本気です・・。)将来のFX市場を考えれば、複合的なレーシックサービスを提供することで、他社との差別化を図れると思います。とにかくマーケットのπをもっと大きくしていくためには、大きな投資が必要だと思うし、資金的なバックボーンがしっかりしている企業の参入が不可欠です。と、言う訳で、現在限られた市場の中で凌ぎ合いをしている業者の本音は・・「いいとこ取りするな!」だと思うし、金融機関や投資先を探している金持ち企業としては・・「そろそろおいしそうだなぁ・・」と考えるだろうし、僕としては「メジャーが動いたらあっという間なんだろうなぁ・・」です。

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